ロンワンズ
【レナード・カムホート】
(Leonard Kamhout〜L.One〜Lone Ones)
レナード・カムホートは、かつてクロムハーツのシルバーアクセサリーを手がけてきた「神の手」を持つと言われた男です。そして、クロムハーツを離れ、鳥をメインモチーフにした自身のブランド「レナード・カムホート」を発表しました。
日本での知名度が上がったのは、木村拓哉のウイスキーのCMの効果が絶大だったといわれていますね。
彼の鳥をモチーフにしたデザインの斬新さは、他の追随を許さず、シルクリンクと呼ばれるモデルが人気を誇りました。しかし人気が絶頂の中、レナードの会社の中で内部分裂が起こってしまいます。原因は金銭面での問題が大きく、そこに様々な理由が重なり、レナードの外出中に娘夫婦が道具、材料、型、などシルバーアクセサリー製作に必要なものを持っていってしまうという惨事が起こりました。
その後、分裂した二つのレナード・カムホートは、統一されない時期が続きましたが、度重なる交渉の末再び統一され、それと同時期に新作が発表されて現在に至っています。
レナード・カムホートは、実際に音が鳴る、シルバーで作った「ベル」と鳥モチーフという新しい発想をシルバーアクセサリーに反映させて具現化し、見事な世界観を築きあげました。
-レナード・カムホート語録-
「僕は大量生産用にワックスで型を取らない。金属を加工する道具さえ自分で作るほどのこだわりをもっている」
「ファンのみんながいるから僕は自由に製作が出来るんだ」
「シルバーというのは光と陰が出せるというのが最大の魅力です」
「真似されるのは自分がオリジナルだからだと言える。自信という訳ではないが誇りにも思えるし笑うことも出来る」
「やっぱり職人気質で作っていきたい」